普段、私たちがお客さまからよく尋ねられる質問と回答をリストアップしておきます。ご参考までに、どうぞ!
Q1 : 一台のトラックに何艇のヨットを積載できますか?
Q2 : 他チームと同積することは問題ありませんか?
Q3 : どれくらいのサイズのヨットまでなら運ぶことができますか? クルーザーの輸送はできますか?
Q4 : 積降ろし時間は、それぞれどれくらいの時間を想定されてますか?
Q5 : ヨットを積載する道具や、ヨットを固定する際の道具は、どちらが用意するものなのですか?
Q6 : ディンギーの複数艇積込みで、ラックがない場合お借りすることはできますか?
Q7 : ディンギー輸送については基本的に各チームのメンバーが人力で積込むことが一般的かと思いますが、
積込みや荷締めする際の注意点、考え方があれば教えてください。
Q8 : 人力では積降ろしすることができない重いヨットやレスキュー艇の場合、クレーン車の手配、対応は可能ですか?
一台のトラックに何艇のヨットを積載できますか?
当社の主力車種は4tトラック、大型トラックで、車両チャーター(貸切り)輸送が標準となります。運送費は車両サイズ(4t、大型)、輸送距離、スケジュールをベースに算出させていただいています。
4tトラックよりも大型トラックの方が、短い距離よりも長い距離の輸送の方が、運送費が高くなることが一般的です。
他チームと同積することは問題ありませんか?
問題ありません。ただし、どなたか1名がリーダー役となって連絡窓口をお願いします。たとえば、同ハーバー内で積載し、同一お届け先であれば他チームと共同積載することで運送料金を抑えることが可能になります。同一ハーバーでなく、近隣ハーバーであっても距離、時間によって追加料金が発生することもありますが、同積いただくことは可能です。
どれくらいのサイズのヨットまでなら運ぶことができますか? クルーザーの輸送はできますか?
4tトラックであれば積荷(ヨット)サイズが幅2.3m以内、高さ2.8m以内、長さ6m以内。
大型トラックであれば積荷(ヨット)サイズが幅2.3m以内、高さ2.6m以内、長さ9.6m以内に収まるサイズであれば問題なく運搬がすることができます。 クルーザーの輸送については高さ超過、幅出しの問題から原則、25フィート以上のサイズは当社では行っておりません。
積降ろし時間は、それぞれどれくらいの時間を想定されてますか?
積込み、降ろし時間に対する所用時間は人の数、作業場所の環境、慣れ不慣れによって差が生じます。積込みに関しては積込開始より荷締め完了まで4tトラックの場合60分前後、大型トラックの場合90分前後を想定しています。艇降ろしの場合、積込み時間の約半分の時間を想定しています。
ヨットを積載する道具や、ヨットを固定する際の道具は、どちらが用意するものなのですか?
3段ラックを使用するディンギー輸送の場合ラック、ラッシングベルト(艇とラックを固定する)、ロープ(マスト類を縛る)、緩衝材(艇やマストを保護するもの)は原則、各チームにてご準備願います。またラックは艇の重み、輸送中の振動に耐えうる強度のあるもの、ラッシングベルトについても輸送に耐えうる強度あるものを1艇につき2本づつご準備願います(6艇の場合12本)。ラックとトラックの荷台を固定する道具、若干の緩衝材(毛布等)は当社にて準備させていただきます。万一、道具に不安がある場合等は事前に別途ご相談ください。
スモールサイズのクルーザー輸送の場合、船台は当社では準備ができません。各チームにてご準備いただけますようお願いします。
ディンギーの複数艇積込みで、ラックがない場合お借りすることはできますか?
現在、貸出しできるエリアは神奈川、愛知に限定させていただいています。貸出しさせていただく場合は有償になります。
ディンギー輸送については基本的に各チームのメンバーが人力で積込むことが一般的かと思いますが、積込みや荷締めする際の注意点、考え方があれば教えてください。
当社の手配車両はトラック1台につき1名のドライバーになります。3段ラックを使用してのディンギー輸送の場合、積降し作業については各チームにて人員を準備いただき、ラックや艇、備品の積降し、艇とラックの固定を皆様にはお願いいたします。
積降し、その他作業いただくにあたり下記事項に注意、ご配慮願います。
【1】最上段、又は中段は特に輸送中に揺れや振動が大きくなります。上段ほど強度あるラッシングベルトで2カ所以上しっかりと固定(ゆる過ぎず、きつ過ぎず)してください。
【2】マストは前後左右の揺れや振動に耐えうるよう2カ所以上しっかり固定してください。可能ならば1本のマストにつき、できるだけ単独のロープ(短めの物)で固定してください。1本の長いロープで複数本のマストを固縛いただくと輸送途中緩み生じた場合、修正にとても時間を要するためです。
【3】当社の手配車両は平ボデー車(荷台に屋根のついていないトラック)がメインとなります。よって積込後、走行中に積載されている物が風で飛ばないよう配慮をお願いしています(セイル、オーニング、ライフジャケット等)。過去に最上段に積載されていた艇のオーニングが破れたり、風でセイルが飛ばされて紛失したことがありました。最上段に積載されたヨットにオーニングを掛ける場合、輸送中に風が吹き込まないようしっかりと養生してください。軽い備品についても荷台に固定する等ご配慮ください。ドライバー1名で全てをカバーすることが難しいためご理解、ご協力お願いいたします。
【4】荷台空きスペースに荷物や備品を積載いただくことは何ら問題ありませんが、貴重品の紛失、水濡れ厳禁のものについては責任を負いかねますのでご注意ください。
【5】艇をラックに積まず荷台に直積みする場合、船台(バーゼル)のタイヤは必ず外し荷台に接地面が増えるように積載してください。タイヤを付けたまま輸送した場合、艇の重みや走行中の振動に耐えられず、船台や艇を損傷する危険性があるためです。
当社にて要所要所の荷締め、積込後の積荷の最終確認、輸送道中の荷台チェック、増し締め点検等は行いますが、皆様のご協力よろしくお願いいたします。
人力では積降ろしすることができない重いヨットやレスキュー艇の場合、クレーン車の手配、対応は可能ですか?
人力では積降ろしができない重量、サイズの積荷(ヨット、レスキューボート)の場合、事前にご連絡いただくことで、クレーン付きトラック、又は現地にクレーン車を手配可能です。料金はクレーン付き車両の場合、普通トラックに割増し料金が必要となります。またハーバーにクレーンがある場合はそちらをご利用いただくことがコスト的に安価な場合もございます。クレーン付き車両は稀少車両となりますので、運搬当日より逆算し20日以上前のご連絡をお願いします。